ブログを始めます|ドクターヘリ・防災ヘリ機長の SkyRescue Pilot です
はじめまして。SkyRescue Pilot と申します。
元自衛隊のヘリコプターパイロットとして10年以上勤務し、災害派遣をはじめ多くの任務に従事してきました。退職後は民間のヘリコプター会社に転職し、現在はドクターヘリと防災ヘリの機長として、救急医療と防災・救助の最前線を飛んでいます。
最初の記事では、なぜこのブログを始めたのか、その想いをお話しさせてください。
自衛隊から民間へ——その「違い」に驚いた
自衛隊を退職して民間の航空会社に移ったとき、まず驚いたのは、組織のあり方も、飛び方も、安全への向き合い方も、まったく文化が違うということでした。
自衛隊では、組織が用意した訓練体系の中で、組織に守られながら飛んでいました。民間に来て感じたのは、良い意味で「自己責任」の世界だということです。自分の技量も、知識も、安全も、最後は自分で守り、自分で磨いていくしかない。その分、学ぶことへの責任と自由を、強く実感するようになりました。
若手だからこそ、学びたい
ドクターヘリ・防災ヘリの業界は、50代・60代のベテランパイロットが主力の世界です。その中で自分はまだ若手であり、経験で語れることには限りがあります。
だからこそ、いろんな情報を貪欲に集めて、学び続けたい。そしてこのブログを読んでくださった方からも、大いに意見をいただいて、自分自身が成長したいと思っています。「それは違うんじゃないか」「うちではこうしている」——そんな声こそが、一番の財産です。
このブログでやりたいこと
読んだパイロットが、少しでも安全に飛べるように
このブログを見たパイロットの方に、何かひとつでも「気づき」があって、明日のフライトが少しでも安全になったら——それが一番嬉しいことです。
ニッチな世界の「情報交換の場」に
ドクターヘリや防災ヘリの世界はとても狭く、他のパイロットがどんなふうに飛んでいるのか、意外なほど知る機会がありません。同じ任務でも、運航者が違えば、考え方も手順も違うはずです。このブログが、そんな現場同士の情報交換の場のひとつになれたらと思っています。
「命が関わる現場で安全に飛ぶ」とは何かを考え続ける
ドクターヘリも消防・防災ヘリも、人の命が関わる現場です。要請があれば飛びたい。でも、無理をすれば自分たちが事故を起こし、守るべき命を増やしてしまう。
その狭間で、安全に飛ぶためには何が必要なのか。過去の事故事例、ヒューマンファクター、現場での判断——このブログを通じて、自分自身も考え続けていきます。
発信していくテーマ
- ドクターヘリ・防災ヘリの仕事のリアル
- ヘリコプターの特性・基礎知識
- 過去の航空事故から学ぶこと
- パイロットになるには(自衛隊ルート・民間ルート)
- 航空業界ニュースの解説
現役のパイロットの方も、パイロットを目指す方も、空の世界に興味のある方も。コメントやご意見、現場の声を、ぜひ聞かせてください。
どうぞよろしくお願いします。
※本ブログの内容は個人の見解であり、所属組織とは関係ありません。患者さんや要救助者、関係機関の特定につながる情報は掲載しません。
コメント
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